初心者向けゲーミングPCの選び方 — 予算別おすすめと抑えるべきポイント
初心者向けゲーミングPCの選び方 — 予算別おすすめと抑えるべきポイント
初めてゲーミングPCを選ぶ人向けに、性能の優先順位、予算ごとのおすすめ構成、購入時の注意点をわかりやすく解説します。FPSやRPGを快適に遊ぶための基本を押さえましょう。
ゲーミングPCを選ぶ際、最も重要なのは用途をはっきりさせることです。高フレームレートを求めるFPS、グラフィック重視のシングルプレイヤーRPG、配信や動画編集も視野に入れるのかで必要なパーツが変わります。
まずはGPU(グラフィックボード)が最優先です。1920×1080で高フレームレートを狙うならミドル〜ハイレンジのGPU、1440pや4Kでのプレイやレイトレーシングを活用したいならより上位のGPUを選びます。VRゲームや高解像度での快適さを求めるならGPUに予算を多めに配分しましょう。
CPUはコア数とクロックのバランスが重要です。ゲーム単体なら高クロックの4〜8コアでも十分なことが多いですが、配信や同時に多くのタスクを行うなら8コア以上のCPUを検討してください。ボトルネックを避けるためにGPUとCPUのバランスは意識しましょう。
メモリは最低16GBを推奨します。最近のタイトルやバックグラウンドアプリケーションを考えると、余裕のある運用には32GBが安心です。ストレージは起動やロード時間の短縮にNVMe SSDを推奨し、ゲーム用に別途大容量のSATA SSDやHDDを組み合わせると良いでしょう。
電源ユニット(PSU)は品質が重要です。信頼できるメーカーの80 PLUS認証を持つモデルを選び、将来のアップグレードを見越して余裕のある出力を確保してください。ケースと冷却も見落としがちですが、エアフローの良いケースと適切なCPUクーラー(空冷またはAIO)で安定した動作を維持できます。
予算の目安:エントリーモデル(〜10万円)は軽めのタイトルや低~中設定でのプレイ向け、ミドルレンジ(10〜20万円)は1080pで高設定を狙える構成、ハイエンド(20万円〜)は高解像度や配信、レイトレーシングを快適にこなせます。BTOメーカーや自作のどちらを選ぶかは、手間と保証のバランスで決めましょう。
購入時のチェックリスト:対応する電源コネクタやケース内のスペース、メモリの互換性、冷却性能、保証とサポート体制を確認してください。中古パーツを検討する場合はSKUや使用時間、動作確認の有無を必ず確認しましょう。
まとめとしては、まず自分が何を優先するか(高フレームレート、グラフィック、配信など)を決め、それに合わせてGPU→CPU→メモリ→ストレージ→電源の順で予算配分を行うと失敗が少ないです。将来のアップグレード性も視野に入れてパーツを選ぶと長く快適に使えます。
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最終更新: 2025-12-18
