初心者向けゲーミングPCの選び方 — 予算別おすすめスペックと購入チェックリスト


初心者向けゲーミングPCの選び方 — 予算別おすすめスペックと購入チェックリスト

これからゲーミングPCを買う人向けに、解像度・フレームレート別の必要スペック、予算別おすすめ構成、周辺機器や購入時のチェックポイントをわかりやすく解説します。初めてでも失敗しない選び方を短時間で把握できます。


ゲーミングPC選びは「何で遊ぶか(解像度・フレームレート)」と「予算」を決めることが最優先です。目的に合わせたCPU・GPU・メモリ・ストレージの組み合わせを抑えれば、無駄な出費を避けられます。以下は2024年時点の目安に基づく初心者向けガイドです。

1) 目的別の基本目安

  • カジュアル(1080p・60fps目安):GPUはエントリー〜ミドルクラス、メモリ16GB、NVMe SSD 500GB以上が快適。
  • 競技・高リフレッシュ(1080p・144fps以上):ミドル〜ハイエンドGPU、CPUは6〜8コア以上、メモリ16〜32GB。
  • 高画質・1440p〜4K(高フレームレート/レイトレーシング含む):ハイエンドGPU、CPUは8コア以上、メモリ32GB推奨、SSD容量多め。

2) 主要パーツのポイント

  • CPU:ゲームはシングルスレッド性能も重要。最新世代の6〜8コアクラスがコストパフォーマンスに優れる。
  • GPU:解像度とリフレッシュレートに直結。1080pならミドルクラス、1440p〜4Kはハイエンドを検討。
  • メモリ:16GBを最低ラインに。複数作業や配信、MOD導入には32GBが安心。
  • ストレージ:OSや主要ゲームはNVMe SSDに入れると読み込みが格段に速い。予算が許せば1TB以上推奨。
  • 電源ユニット(PSU):品質重視。80PLUS認証かつGPUに合わせた出力(ミドルなら550〜750W、ハイエンドなら750W以上)を選ぶ。
  • 冷却とケース:エアフローの良いケース、CPUクーラーは静音かつ冷却力重視。大型GPUはスペース確認を忘れずに。

3) 予算別おすすめ目安(日本円)

  • エントリー(7〜10万円):軽めの最新ゲームや低設定でのプレイ向け。GPUはエントリー〜ミドル、SSD 500GB、メモリ16GB。
  • ミドル(12〜20万円):1080pでの快適プレイや一部1440p対応。バランスの良いCPU+ミドル〜ハイミドルGPU、NVMe 1TBが理想。
  • ハイエンド(25万円以上):高画質・高リフレッシュでのプレイ、配信やクリエイティブ作業にも対応。ハイエンドGPU+8コア以上CPU、32GBメモリ、NVMe 1TB以上。

4) モニターと周辺機器の選び方

  • モニター:FPSなど競技系は144Hz以上、映像美重視なら1440p/4Kの高解像度。応答速度やHDR対応もチェック。
  • キーボード・マウス・ヘッドセット:操作感はプレイの快適さに直結。実店舗で触って好みを確かめるのがおすすめ。
  • ネットワーク:オンラインゲームは有線接続が安定。Wi‑Fiは最新規格が望ましい。

5) 購入前チェックリスト

  • ケース内部の実物サイズ確認(GPU長、CPUクーラー高さ、搭載可能ドライブ)
  • PSUの電源コネクタがGPUに対応しているか
  • メモリの規格(デュアルチャネル対応)と空きスロットの有無
  • 冷却性能とケースのエアフロー、ファンの数
  • 保証・サポート内容(BTOならカスタム時のサポート確認)

まとめ

まずは「どの解像度で、どれくらいのフレームレートを目指すか」を決め、その目的に合うGPUを中心にパーツを選ぶと失敗が少ないです。予算別に優先順位をつければコスパ良く構成できます。初めてならBTOや信頼できるショップの完成品も安心ですし、カスタムしたい場合は上記チェックリストを基準に選んでください。


最終更新: 2025-11-28

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