基本のだしの取り方と活用レシピ:家庭で簡単に味が決まるコツ
だしは和食の味の要。昆布とかつお節の基本だしをマスターすれば、みそ汁から煮物まで料理の味が一段と引き立ちます。短時間で取れる方法や保存のコツ、活用レシピも紹介します。
だしは素材の旨味を引き出すベース。ここでは、家庭で手軽にできる「昆布とかつお節の基本だし」と、忙しいときに役立つ時短法、だしを使った簡単レシピをわかりやすくまとめます。
基本のだし(昆布とかつお節)の材料と分量
分量は水1リットルあたり:
- 昆布:10g(乾燥昆布の幅10cm程度)
- かつお節:20g
- 水:1リットル
作り方(丁寧な取り方)
- 昆布は表面の汚れを乾いた布で軽く拭く。ぬるま湯で洗い流す必要はありません。
- 鍋に水と昆布を入れ、30分〜1時間ほど浸して旨味を引き出す(時間があれば冷蔵庫で一晩でもOK)。
- 中火でゆっくり加熱し、沸騰直前(鍋に小さな泡が上がる程度)で昆布を取り出す。昆布を入れたまま沸騰させるとぬめりや雑味が出るので注意。
- 火を止めてかつお節を一気に加える。1〜2分落ち着かせ、かつお節が沈んだら布やペーパーでこす。
- こしただしはすぐに使うか、冷ましてから冷蔵保存(2〜3日)/冷凍保存(1ヶ月程度)します。
時短・簡単テクニック
- 熱湯だし:沸騰したお湯に昆布を入れ、すぐに取り出してかつお節を加える方法。短時間で香りが立ちます。
- だしパックや顆粒だし:忙しい日は顆粒だしやだしパックを活用。旨味のバランスを整えるために少量の昆布や椎茸を加えると風味がよくなります。
- 昆布の再利用:昆布は一度使った後でも炒め物や刻んで佃煮に活用できます。
だしを使った簡単レシピ例
基本のみそ汁(2人分)
だし:400ml、味噌:大さじ2〜2.5、具(豆腐・わかめ・ねぎなど)。だしを温め、具を入れて火を通し、味噌を溶いて仕上げます。
簡単煮物(大根と鶏の煮物)
だし:400ml、醤油:大さじ1.5、みりん:大さじ1、砂糖:小さじ1。大根と鶏肉を下茹でしてからだしで煮、調味料を加えて味を含ませます。
だし醤油の作り方(万能調味料)
だし:200ml、醤油:100ml、みりん:大さじ1。軽く温めてアルコールを飛ばし、冷ましてから保存容器へ。冷蔵で1〜2週間が目安。
保存と再利用のコツ
- だしは冷蔵で2〜3日、冷凍なら製氷皿で小分けして保存すると使いやすい(調理しやすい氷サイズがおすすめ)。
- 風味が落ちただしは炊き込みご飯やスープの下味に使うと無駄なく活用できます。
まとめのポイント
基本の昆布とかつお節のだしを覚えることで、和食はもちろん洋食の隠し味にも使える万能ベースが手に入ります。時間がないときは顆粒やだしパックで補い、だしの保存と再利用を習慣にすると料理の幅が広がります。まずは一度、基本のだしを丁寧に取ってみてください。必ず料理の味が変わります。
最終更新: 2025-11-15
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