ランニングフォーム改善の基本とすぐできるドリル7選
ランニングフォーム改善の基本とすぐできるドリル7選
フォームは効率と怪我予防の要。毎日の練習に取り入れやすいチェックポイントと簡単ドリルで、安定した走りを手に入れましょう。
ランニングフォームの改善は、速さだけでなく持久力の向上や怪我予防にも直結します。まずは姿勢とリズムを整えることから始め、無理なく習慣化するのが成功のコツです。
チェックすべき基本は次の3点です。上体はやや前傾で、肩はリラックス。目線は前方約10〜20メートルに置き、腕振りは肘を約90度に保ちコンパクトに動かすこと。着地は過度なかかと着地を避け、重心の下で軽く着地するイメージを持ちます。
ピッチ(ケイデンス)も重要です。目安は1分あたり170〜180歩と言われますが、個人差があるため急に上げるのではなく、短いドリルやテンポ走で徐々に慣らしましょう。ピッチを上げると接地時間が短くなり、効率的な走りに近づきます。
おすすめの簡単ドリル(毎回ウォームアップ後に実施):
- ハイニー(高い膝上げ):30秒×2セットで強い膝の引き上げを習得
- バットキック(お尻蹴り):30秒×2セットでハムストリングの連動を強化
- スキップドリル:20m×3本でリズムと推進力を養う
- ドリル走(ストライド走):50〜100mの加速を数本入れてフォームを確認
- プランクとサイドプランク:各30秒〜1分で体幹安定性を高める
トレーニングに取り入れる際のポイントは、フォームチェックを他者や動画で定期的に行うことと、疲労時に無理をしないこと。フォームが崩れていると効率が落ちるだけでなく、怪我のリスクも上がります。週に1回は技術練習の日を設け、距離走とは別にフォーム改善に集中しましょう。
最後に、適切なシューズ選びとストレングストレーニングも忘れずに。クッション性や安定性は個人差があるため、専門店でのフィッティングをおすすめします。ヒップと体幹の筋力を維持すると、長時間でもフォームを保ちやすくなります。
今日から使える小さな改善を積み重ねることで、大きな走力向上につながります。まずは1週間、上記ドリルを意識して取り入れてみてください。
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最終更新: 2025-12-05
