初心者でも失敗なし!しっとりローストチキンの作り方
初心者でも失敗なし!しっとりローストチキンの作り方
ジューシーで香ばしいローストチキンを家庭のオーブンで手軽に作るレシピ。下味の付け方、焼き時間の目安、仕上げのコツまでわかりやすく解説します。普段の食卓からおもてなしまで使える定番レシピです。
ローストチキンはシンプルながらも下ごしらえと温度管理が味を決めます。ここでは丸鶏(または鶏もも肉)を使った基本の作り方を、初心者にもわかりやすく段階ごとに紹介します。
材料(4人分)
- 丸鶏(または骨付き鶏もも肉) 1羽(約1.2〜1.5kg)/もも肉なら4枚
- 塩 小さじ2(丸鶏なら全体に1.5〜2%目安)
- 黒こしょう 適量
- オリーブオイル 大さじ1〜2
- にんにく 1片(薄切り)
- レモン 1個(半分は中に入れる)
- ローズマリーやタイムなどのハーブ(あれば) 2〜3枝
準備する道具
- オーブン(200℃前後で設定)
- 天板またはローストパン
- キッチンペーパー、包丁、温度計(あれば便利)
作り方
- 鶏肉の下処理:鶏の内臓があれば取り出し、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取る。皮の裏にも水分が残らないようにするのがポイント。
- 下味をつける:塩を全体にまんべんなくすり込み、黒こしょうを振る。味をなじませるために冷蔵庫で30分〜2時間ほど置くとより旨味が出る(時間がなければすぐ焼いてOK)。
- 詰め物とハーブ:にんにくスライスとレモン半分、ハーブを鶏の腹に詰める。オリーブオイルを表面に塗って皮をパリッとさせる。
- 焼く:オーブンを200℃に予熱し、鶏を胸を上にして天板に置く。丸鶏なら目安は体重1kgあたり約45分〜1時間(1.2kgなら55分前後)。途中で皮が焦げそうならアルミホイルをかぶせる。
- 内部温度の確認:温度計があればもも肉の最も厚い部分で75℃前後になればOK。温度計がなければ、もも部分から透明な肉汁が出れば火が通っている。
- 休ませる:焼き上がったらアルミホイルでゆるく覆い、10〜15分休ませる。肉汁が落ち着いてしっとり仕上がる。
- 切り分けと盛り付け:休ませた後に切り分けて皿に盛る。焼き汁はソース代わりにかけると美味しい。
仕上げのコツ
- 皮をパリッとさせたい場合は、焼く直前に表面に少量の油を塗り、200℃以上の温度で短時間しっかり焼く。
- 味を深くしたいときは、塩を振った後に冷蔵庫で一晩置くと塩が肉になじむ。
- 均一に火を通すには胸肉側を少し低めにして置く、または焼き途中で向きを変えるとよい。
アレンジと副菜アイデア
- ハーブとレモンの代わりに、にんにく+パプリカパウダー+はちみつで南欧風に。
- 野菜(じゃがいも、にんじん、玉ねぎ)を鶏の周りに並べて一緒にローストすれば、簡単な一皿料理に。
- 焼き上がりにバルサミコソースやグレイビーソースをかけても相性抜群。
保存と再加熱
冷蔵保存は密閉容器で2〜3日。再加熱はオーブンまたはトースターで180℃前後に温め直すと皮の食感が戻りやすい。電子レンジを使う場合はラップをかけて短時間ずつ温め、最後にトースターで表面をカリッとさせると良い。
この基本のローストチキンはアレンジの幅が広く、下味やハーブを変えるだけで別メニューに。ぜひ一度試して、自分好みの焼き加減と風味を見つけてください。
最終更新: 2025-11-26
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