初心者向けゲーミングPCの選び方──予算別おすすめ構成とチェックポイント


初心者向けゲーミングPCの選び方──予算別おすすめ構成とチェックポイント

初めてゲーミングPCを買うなら、GPU・CPU・メモリ・ストレージのバランスが肝心。予算別に押さえるべきスペックと後悔しないためのポイントを分かりやすく解説します。


ゲーミングPC購入で迷う最大の理由は「どこに予算を割くべきか」が分かりにくいことです。主要パーツの役割を理解すれば、必要な性能を無駄なく選べます。ここでは初心者向けに、用途別・予算別の目安と買うときのチェックポイントをまとめます。

まず押さえるべき主要パーツの役割

GPU(グラフィックボード):ゲームのフレームレートと画質に最も影響します。GPUに予算を割くほど快適なゲーム体験が得られます。CPU:ゲーム以外の処理やCPU依存のゲームで重要。メモリ:最低16GBが目安。ストレージ:OSやゲームの読み込み速度に直結するため、NVMe SSDを推奨します。電源ユニット(PSU)と冷却も安定性に不可欠です。

予算別おすすめ構成の目安

エントリーモデル(~10万円):GPUはGTX 1650や同等クラス、メモリ16GB、SSD 500GB。ライトなタイトルや720p〜1080pの低〜中設定向け。ミドルレンジ(10〜20万円):GPUはRTX 3060/4060や同等、CPUはRyzen 5 / Core i5、メモリ16〜32GB、NVMe SSD 500GB以上。1080p高設定〜1440p中設定で快適。ハイエンド(20万円〜):RTX 4070/4080や上位GPU、CPUはRyzen 7/Core i7以上、メモリ32GB、NVMe SSD 1TB以上。4Kや高フレームレートの競技プレイに最適。

購入時のチェックポイント

1) GPU優先:ゲーム性能に直結するため、最初にGPUのクラスを決める。2) メモリは16GB以上:複数タスクや最新ゲームを考慮すると16GBは最低ライン。3) NVMe SSDを選ぶ:ロード時間短縮や快適なOS動作に効果大。4) 電源容量と効率:将来のアップグレードを考え、余裕あるW数(+50〜100W)を確保。5) 冷却とケースのエアフロー:高負荷時の安定性とパーツ寿命に影響。

ノートPC派の注意点

ゲーミングノートは持ち運びに便利ですが、同じ価格帯のデスクトップより性能が抑えられることが多いです。冷却性能やバッテリー持ち、画面リフレッシュレート(144Hzなど)を確認しましょう。将来的なアップグレードは限られる点も考慮してください。

自作かBTO(ショップ製)か

自作はコストパフォーマンスと自由度が高く、部品選びの楽しさがあります。一方、BTOは保証や初期設定が楽で初心者向け。組み立ての手間やトラブル対応に不安がある場合は、国内BTOショップのサポート付きモデルが安心です。

長く使うためのちょっとした工夫

未来のアップグレードを見越してマザーボードの拡張性、電源容量、ケースの空きスロットをチェック。ドライバとOSアップデートを定期的に行い、埃対策や定期的なクリーニングで冷却性能を維持しましょう。

まとめ:まずはプレイしたいゲームと目標の解像度・フレームレートを決め、その要件に応じてGPUを中心に予算配分するのが失敗しないコツです。予算内で最大のパフォーマンスを引き出す構成を選び、必要に応じて将来のアップグレード余地を残すと長期的に満足できます。


最終更新: 2025-11-26

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