初心者向けガイド:初めてのゲーミングPCを選ぶ5つのポイント
初めてゲーミングPCを買うときは情報が多すぎて迷いやすいです。本記事では、予算別の目安や重要なパーツ、周辺機器の選び方まで、快適にゲームを始めるための実践的なポイントをわかりやすく解説します。
ゲーミングPCは用途や予算によって最適解が変わります。まずは自分が遊びたいゲームジャンルと求める画質・フレームレートを明確にし、それに合わせた構成を選びましょう。以下の5つのポイントを押さえれば、無駄なく満足できる一台を選べます。
1. 目的と予算を決める
まずは何をプレイするかで必要な性能が変わります。軽めのインディーやMOBAならミドルレンジ、最新のAAAタイトルや高リフレッシュでのプレイを目指すならハイエンドが必要です。予算の目安は以下のとおりです。
- ローエンド(〜10万円):軽めのゲームや低解像度向け
- ミドルレンジ(10〜20万円):大半のタイトルを中〜高設定で快適にプレイ可能
- ハイエンド(20万円〜):高画質・高フレームレート、最高設定を目指す方向け
2. CPUとGPUのバランスを優先
ゲーミングではGPUの影響が大きいですが、CPUがボトルネックになると性能が発揮できません。目安としては、GPUに合わせて同世代のCPUを選び、極端にコア数が少ないモデルは避けましょう。配信やマルチタスクを行う場合は、より高性能なCPUが有利です。
3. ストレージとメモリは妥協しない
ゲームのロード時間や全体の快適さに直結するのがストレージとメモリです。最低でもSSD(NVMe推奨)をメインにし、容量はゲーム数に応じて500GB〜1TB以上を推奨。メモリは最低16GBを基準に、余裕があれば32GBを検討しましょう。
4. モニターと解像度・リフレッシュレートの整合性
マシンの性能に合ったモニターを選ぶことも重要です。GPUが出せる最大フレームレートに見合ったリフレッシュレートのモニターを用意することで、価格対効果が高まります。
- 1080p/60Hz:ロー〜ミドルレンジPC向け
- 1080p/144Hz:高フレームレート重視のゲーマー向け
- 1440p/144Hz以上、4K:ハイエンドGPU向け
5. 周辺機器と拡張性を確認する
ゲーミング体験はマウス、キーボード、ヘッドセット、コントローラーなど周辺機器でも大きく変わります。さらに将来的なアップグレード(GPU交換やメモリ増設)を見据え、ケースのサイズや電源容量、マザーボードの拡張スロットもチェックしておきましょう。
補足:自作とBTO(受注生産)・中古の選び方
自作は柔軟性とコストパフォーマンスに優れますが、知識と時間が必要です。BTOは手間が少なくサポートが付くため初心者に向いています。予算を抑えたい場合は信頼できる売り手の中古パーツや認定整備の中古PCも有力な選択肢です。
おすすめの初期構成例
- エントリー:Core i3/Ryzen 3・GTX 1650相当・SSD 500GB・RAM 16GB
- ミドル:Core i5/ Ryzen 5・RTX 3060相当・SSD 1TB・RAM 16〜32GB
- ハイエンド:Core i7/ Ryzen 7以上・RTX 4070/4080相当・SSD 1TB以上・RAM 32GB
以上を踏まえて、自分の遊び方と予算に合わせた一台を選べば、快適なゲーミング環境が手に入ります。最初は無理に最高スペックを狙わず、プレイしたいゲームと優先度を決めることが満足度の高い買い物につながります。
最終更新: 2025-11-21
