ゲーミングPCの選び方|予算別おすすめ構成(2025年版)
2025年の最新パーツ事情を踏まえ、初心者でもわかる予算別ゲーミングPCのおすすめ構成と選び方をわかりやすく解説します。FPSから配信、クリエイティブ作業まで目的別のポイントも紹介。
ゲーミングPCは目的と予算を明確にすると選びやすくなります。本記事では「10万円以下」「10〜20万円」「20万円以上」の3つの予算帯で、コスパ重視から高性能までの推奨パーツと選び方のコツを紹介します。
1. 予算別おすすめ構成(概略)
10万円以下(入門〜ライトゲーミング)
CPU:エントリーモデル(例:Intel Core i3 / AMD Ryzen 3)
GPU:エントリー~内蔵GPU、またはGTX 1650クラス
メモリ:8〜16GB
ストレージ:SSD 500GBが目安
用途:Minecraft、ライトなeスポーツ、配信は厳しい
10〜20万円(メインストリーム)
CPU:Intel Core i5 / AMD Ryzen 5
GPU:RTX 3060〜4060や同等クラス(フレーム数重視)
メモリ:16GB推奨
ストレージ:NVMe SSD 1TB推奨
用途:144Hz以上のFPS、快適な配信・動画編集も可
20万円以上(ハイエンド・配信/クリエイティブ)
CPU:Intel Core i7/i9 または Ryzen 7/9
GPU:RTX 4070〜4090相当または最新トップモデル
メモリ:32GB以上
ストレージ:NVMe SSD 1TB+(作業用に追加)
用途:4Kゲーム、高ビットレート配信、プロ級の編集作業
2. 主要パーツの選び方ポイント
GPU(グラフィックカード)
ゲーム性能を最も左右するパーツ。目標フレームレートと解像度(1080p/1440p/4K)から逆算して選ぶ。
CPU
GPUボトルネックを避けるために、GPUに見合った性能のものを選ぶ。配信や動画編集をするならコア数が多いモデルを優先。
メモリ・ストレージ
メモリは最低16GBを推奨。SSD(NVMe)は読み込み速度が速く、ゲームローディングやOSの快適性に直結する。
電源ユニット(PSU)
信頼できるメーカーの80 PLUS認証を持つものを選び、将来のアップグレードを見越して余裕を持った出力にする。
冷却・ケース
エアフローの良いケースと適切なファン構成が長期的な安定動作につながる。静音を重視するなら大型空冷やAIO水冷を検討。
3. 周辺機器と設定で差をつける
モニターはリフレッシュレート(144Hz以上)や応答速度を確認。キーボード・マウスはゲームジャンルに合わせて選ぶと操作性が向上します。ドライバやOSの最適化(電源設定、バックグラウンドアプリ整理)も重要です。
4. コスパを上げるコツ
- セール時期(ブラックフライデー、年末年始)を活用する
- 型落ちGPUでも十分な性能を発揮することが多い
- 中古やリファービッシュを賢く検討する(保証確認を忘れずに)
まとめると、まずはプレイしたいゲームと目標のフレームレート・解像度を決め、それに合ったGPUを中心に構成を考えるのが近道です。初心者はBTO(受注生産)でベースを購入し、必要に応じてパーツを追加・換装する方法もおすすめします。最新の価格動向とドライバ更新をチェックして、快適なゲーミング環境を作ってください。
最終更新: 2025-11-19
