初心者向け:失敗しないゲーミングPCの選び方ガイド


初心者向け:失敗しないゲーミングPCの選び方ガイド

初めてゲーミングPCを買う人向けに、用途別の優先パーツや予算別の目安、購入時の注意点をわかりやすく解説します。快適なゲーム体験を得るために何を重視すべきかがすぐ分かります。


ゲーミングPCを選ぶときは「何を遊ぶか」と「どのくらいの画質とフレームレートを求めるか」を最初に決めることが大切です。これにより必要なGPUやCPUの性能、メモリ容量、ストレージの種類などが自ずと見えてきます。

まずGPU(グラフィックカード)はゲーム性能に直結します。120fpsでの快適なプレイを目標にするならミドル〜ハイエンドのGPU、60fpsや低〜中設定で満足ならエントリー〜ミドルクラスで十分です。配信やレイトレーシングを重視するなら上位モデルを検討しましょう。

CPUはゲームタイトルによって重要度が変わります。FPSやRTSなどCPU負荷の高いタイトルを遊ぶならコア数とシングルコア性能を重視。配信や同時に動画編集をする予定がある場合は高クロックかつ多コアのCPUが安心です。

メモリは最低でも16GBを推奨します。複数のアプリを同時に動かしたり、配信・録画を行うなら32GBが余裕を生みます。ストレージはOSや主要ゲームをNVMe SSDに入れるとロード時間が大幅に短縮されます。予算が限られる場合は500GB〜1TBのNVMeを基準にすると良いでしょう。

モニターの解像度とリフレッシュレートも重要です。1440pや4Kで高フレームを狙うならGPUの性能が大きく求められます。対人FPSなら144Hz以上の高リフレッシュレートモニターを、シングルプレイ重視なら高解像度(1440p〜4K)も検討してください。

冷却と電源ユニット(PSU)は見落としがちですが長期運用で重要になります。冷却が不十分だとサーマルスロットリングで性能が落ちるため、ケースのエアフローやCPUクーラー、GPUの排熱方式をチェック。PSUは余裕を持った容量と信頼できるブランドを選びましょう。

用途別の簡単な目安は次の通りです。軽めのゲームやeスポーツ:エントリー〜ミドル(GPU:GTX/RTX 30/40シリーズの下位〜中位、メモリ16GB)。高設定での快適プレイ:ミドル〜ハイ(GPU:RTX 3060〜4080相当、CPUはミドルハイレンジ)。配信・動画編集も行う:ハイ〜ハイエンド(CPU多コア、メモリ32GB、ストレージ高速化)。

購入時のチェックポイントとして、ケースサイズ(GPU長さやCPUクーラーの高さ)、マザーボードのスロットと将来の拡張性、冷却ファンの数と配置、保証期間やサポート体制を確認してください。BTOや完成品PCはすぐ使える利点がありますが、パーツ交換やカスタマイズの自由度も考慮しましょう。

最後に、レビューやベンチマークを複数確認し、実際のゲームでのパフォーマンスを把握することが大切です。セール期間や旧世代の型落ち品はコスパが高くなることが多いので、目的に合った最適な一台を見つけて快適なゲームライフを始めてください。


最終更新: 2025-11-14

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