東京発日帰りで楽しむ箱根モデルコース — 温泉・美術館・芦ノ湖を満喫
週末にサクッと非日常を味わいたい人向け、東京から日帰りで回れる箱根の定番モデルコース。移動手段、見どころ、時間配分、持ち物や予算感まで押さえて、効率よく温泉と観光を楽しむプランを紹介します。
東京から日帰りで行ける箱根は、温泉と自然、アートがバランスよく楽しめる定番の観光地です。ここでは朝出発で夕方帰着の1日モデルコースを、移動の目安や所要時間、押さえておきたいポイントとともに紹介します。
おすすめの出発方法
新宿発の小田急ロマンスカーを使えば座って快適に箱根湯本へ(所要約85分)。新幹線利用なら小田原で乗り換えも可能(東京→小田原 約35分)。箱根内の移動は箱根登山鉄道・登山バス・海賊船などがあり、Hakone FreePass(小田急のフリーパス)を活用すると便利でお得です。
モデル日程(早朝出発〜夜帰宅)
- 08:00 新宿発ロマンスカー
- 09:30 箱根湯本着→登山鉄道で強羅方面へ(風景を楽しむ)
- 10:30 箱根彫刻の森美術館または箱根ガラスの森美術館を見学(約1–1.5時間)
- 12:30 強羅でランチ(そばや和食、地元の食材を使った定食がおすすめ)
- 14:00 大涌谷(火山活動状況の確認が必要)または芦ノ湖へ移動
- 15:00 芦ノ湖クルーズと箱根神社参拝(写真スポット多数)
- 16:30 日帰り温泉でゆっくり(箱根湯本の立ち寄り湯や箱根小涌園など)
- 18:30 箱根湯本でお土産購入、夕食(軽めに)
- 20:00 帰路、新宿着(交通状況により前後)
見どころの短い説明
・箱根彫刻の森美術館:屋外展示と自然の融合が魅力。写真映えスポット多数。
・芦ノ湖:海賊船クルーズで湖上から景色を楽しめる。晴天時の富士山ビューが格別。
・箱根神社:湖畔の鳥居は人気のフォトスポット。
・大涌谷:硫黄の香りと黒たまごで有名(噴火警戒等で見学制限がかかる場合があるため最新情報を確認)。
予算の目安
交通費(往復): ロマンスカー利用で約4,000〜6,000円程度(特急料金含む)。箱根内交通や観光施設、温泉入浴を含めると日帰りで1人あたり7,000〜12,000円が目安です。FreePassを使うと移動コストを抑えられます。
持ち物・服装のポイント
歩きやすい靴、羽織るもの(山の天候は変わりやすい)、温泉利用時の小さなタオルや温泉セット(タオルは施設で貸出し・販売あり)。観光施設によっては階段や坂道が多いので軽装が便利です。
ベストシーズンと混雑のコツ
・秋(紅葉)と春(桜)は景色が美しい反面、混雑します。平日の早め出発が回りやすいです。
・冬は空気が澄み富士山がきれいに見える日が多いですが、防寒対策を忘れずに。
最後に
箱根は日帰りでも十分楽しめますが、温泉でゆっくりしたい場合は1泊プランも検討するとより満喫できます。事前に交通・観光施設の営業状況や火山情報をチェックして、安全で充実した1日を過ごしてください。
最終更新: 2025-11-14
