2025年版 初心者向けゲーミングPC購入ガイド — 予算別おすすめ構成と選び方


2025年版 初心者向けゲーミングPC購入ガイド — 予算別おすすめ構成と選び方

初めてゲーミングPCを買う人向けに、予算別のおすすめ構成、主要パーツの選び方、購入時の注意点までをわかりやすく解説します。1080p〜4K、ノートPCとデスクトップの違い、将来のアップグレード性も考慮して最適な一台を選びましょう。


まずは用途をはっきりさせる

ゲーミングPC選びで最も重要なのは、何をしたいかを決めることです。競技系タイトルを高フレームレートでプレイしたいのか、最新のAAAタイトルを美麗画質で楽しみたいのか、配信や動画編集もするのかで必要スペックが大きく変わります。

画質とフレームレートの目安

一般的な目安は次の通りです。1080pで60fpsを安定させたいならミドルクラス、1080pで144fpsや240fpsの競技寄りなら高リフレッシュ対応のGPUとCPU、1440pや4Kで高画質を求めるならハイエンドGPUが必要です。

  • 1080p 60fps:エントリー〜ミドル(例:RTX 3050〜RTX 4060クラス)
  • 1080p 144fps以上:ハイミドル(例:RTX 4060Ti〜RTX 4070クラス)
  • 1440p 高画質:ハイエンド(例:RTX 4070〜RTX 4080)
  • 4K 高画質:ハイエンド〜フラッグシップ(例:RTX 4080〜RTX 4090)

予算別おすすめ構成(目安価格はPC単体、税込の目安)

価格は市場変動しますが、目安として以下を参考にしてください。

1. エントリー(~10万円)

用途:軽めのPCゲーム、低〜中画質でのプレイ。構成例はAPU搭載やエントリーGPU中心。

  • CPU:Ryzen 5 5600GまたはCore i3 + GPU
  • GPU:内蔵GPUまたはGTX 1650相当
  • メモリ:16GB DDR4
  • ストレージ:NVMe 500GB

2. ミドル(10〜20万円)

用途:1080pで高設定を目指す。コスパ重視で今最も人気のレンジ。

  • CPU:Ryzen 5 7600またはCore i5 13世代
  • GPU:RTX 3060〜RTX 4060
  • メモリ:16GB〜32GB(将来を見据えるなら32GB)
  • ストレージ:NVMe 1TB

3. ハイエンド(20万円〜)

用途:1440p〜4K、高フレームレートや配信・編集も行う方向け。

  • CPU:Ryzen 7/9 7000系またはCore i7/i9 最新世代
  • GPU:RTX 4070〜RTX 4090
  • メモリ:32GB以上
  • ストレージ:NVMe 1TB+追加SSD/HDD
  • 電源:品質の良い750W〜1000W(GPUにより変動)

ノートPCとデスクトップどちらを選ぶか

持ち運びや省スペースを優先するならゲーミングノート。冷却と拡張性、コスパを重視するならデスクトップがおすすめです。ノートは同クラスの性能でも消費電力やサーマルで性能が抑えられることが多い点に注意してください。

パーツ選びのポイント

CPUとGPUのバランス、メモリ容量、SSDの速度、電源の信頼性が重要です。古い電源や容量不足は性能安定性に直結します。最近はNVMe SSDの速度差が体感に影響するケースが増えていますので、読み書き速度の良い製品を選びましょう。

購入時のチェックリスト

  • ケース内の冷却性能とファン配置を確認
  • 電源ユニットは80 PLUS認証のある信頼できるブランドを選ぶ
  • メモリはデュアルチャネルで構成(同容量×2)
  • 将来のアップグレード性(マザーボードのソケット、ケースのサイズ)を確認
  • セール時期(大型セールや年末年始)を活用するとコスパが良くなる

組む vs BTO(完成品) vs 中古

自作は最も自由度が高くコスパも良好ですが、時間とトラブル対処の知識が必要です。BTOは保証やサポートが利点。中古は安く手に入る反面、寿命や保証が不確定なので電源・GPUの状態をよく確認してください。

周辺機器とモニター選び

モニターはリフレッシュレート(144Hz、240Hzなど)や応答速度、解像度を重視。競技系なら144Hz以上、ビジュアル重視なら1440pや4Kの高解像度モニターを選びます。キーボード・マウス・ヘッドセットは用途と好みに合わせて選びましょう。

メンテナンスと長持ちさせるコツ

定期的な内部清掃(ほこり取り)、冷却グリスの劣化確認、SSDやOSのバックアップを習慣にすると長く快適に使えます。GPUやCPUの温度が高すぎる場合はファンの見直しやケースエアフロー改善を行いましょう。

まとめ

まずはプレイしたいゲームと目標フレームレートを明確にし、予算に合わせた最適な構成を選ぶことが肝心です。初心者はBTOでまず安定した環境を手に入れ、慣れてきたら自作やパーツ交換で性能を伸ばす流れが失敗が少なくおすすめです。必要なら、購入候補をいくつかピックアップして比較すると選びやすくなります。良いゲーミングライフを!


最終更新: 2025-11-11

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