初心者向け 2025年版 ゲーミングPCの選び方とおすすめ構成
初めてゲーミングPCを買うなら、目的(解像度・フレームレート)、予算、拡張性を押さえるだけで失敗を減らせます。用途別のおすすめ構成と購入時のチェックポイントをわかりやすく解説します。
ゲーミングPCは「どの解像度で、どんなゲームを、どのくらいの快適さで遊びたいか」を決めれば自然と必要なパーツが見えてきます。以下では予算帯ごとの目安スペック、用途別の選び方、購入前チェック項目をまとめます。
予算別のおすすめ構成(目安)
価格は目安で、日本国内の実勢価格・セールで前後します。パーツ名は代表的な世代やカテゴリで表現しています。
エントリーレベル(~約10万円台後半)
- 目的:1080pでのカジュアル〜中程度の設定(60〜120fps目安)
- 例の構成:ミドルレンジGPU(エントリー向けの最新世代)、クアッドコアまたは6コア程度のCPU、16GB RAM、500GB NVMe SSD、550W 80+電源
- 向いている人:カジュアルゲーム、eスポーツタイトルの低~中設定、コスト重視
ミドルレンジ(約15万~30万円程度)
- 目的:1440pで高フレーム、あるいは1080pで高設定+配信・録画
- 例の構成:ミドル〜ハイエンドGPU、6〜8コアCPU(マルチスレッド対応)、32GB RAM推奨、1TB NVMe SSD、650W以上の良質電源
- 向いている人:競技性の高いプレイ、高解像度での快適さを求めるゲーマー
ハイエンド(30万円以上)
- 目的:4K・ウルトラ設定、高フレーム、配信+録画の同時運用
- 例の構成:ハイエンドGPU、8〜16コアクラスのCPU、32GB~64GB RAM、2TB以上のNVMe SSD、750W以上の高効率電源、良好な冷却
- 向いている人:4Kゲーミング、クリエイティブ作業と兼用、将来性重視
用途別の優先順位
- 1080pゲーミング(60〜144Hz):GPUの世代・性能を優先。エントリ〜ミドルGPUで十分な場合が多い。
- 1440pゲーミング(144Hz前後):GPUとCPUのバランスを重視。メモリは最低16GB、できれば32GB。
- 4Kゲーミング・配信:GPUを最優先、CPUもコア数多めを選ぶ。ストレージと冷却も重要。
購入前のチェックポイント
- 解像度とモニターのリフレッシュレートを合わせる:モニターが144HzなのにGPUが出せないと宝の持ち腐れ。
- 電源容量と品質:将来のアップグレードを見越して余裕のあるW数&80+認証のものを。
- 冷却とケースサイズ:GPUやCPUの温度管理は長寿命とパフォーマンスに直結。
- 拡張性:メモリスロットやM.2スロットの余裕、ケースの拡張ベイを確認。
- 保証とサポート:国内販売かつ保証期間をチェック。組み立て済みPCならサポートが安心。
- 周辺機器とのバランス:キーボード・マウス・モニター・ヘッドセットの投資も体感に直結。
よくある迷いと簡単な解決策
「最新GPUを待つべきか」:急いでなければセールや型落ちのコスパモデルを狙うのが賢明。最新世代は価格が高めに推移しがちです。
「自作とBTO(メーカー製)どちらがいいか」:自作はコストパフォーマンスとカスタマイズ性が高く、BTOは初期不良対応や動作確認の手間が少ないです。初めてならBTOで慣れてから自作に挑戦するのも手です。
まとめ
まずはプレイしたいゲームと希望する画質・フレームレートを決め、GPUを軸にCPU・メモリ・ストレージを揃えるのが基本です。予算に合わせて「今買う最良」を選びつつ、将来のアップグレード性も意識すると長く満足できます。快適なゲーム環境を作って、プレイを楽しんでください。
最終更新: 2025-11-05
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