初心者でも失敗しない!基本のだしの取り方と簡単活用レシピ
初心者でも失敗しない!基本のだしの取り方と簡単活用レシピ
毎日の料理がぐっと美味しくなる基本のだし。昆布と鰹節で取る定番の「合わせだし」を中心に、簡単な取り方と応用レシピ、保存・時短テクニックをわかりやすく紹介します。
だしは和食の基本。丁寧に取っただしは、味噌汁や煮物、麺つゆなどあらゆる料理の旨味を引き立てます。ここでは、初心者でも失敗しにくい合わせだしの作り方と、日常で使える活用法を具体的に解説します。
材料(目安・2〜3人分)
- 水:800ml
- 昆布:10cm角1枚(約5g)
- 鰹節:10〜15g
基本の合わせだし(作り方)
- 鍋に水と昆布を入れ、30分以上(できれば1時間)浸しておく。時間がないときは、短時間でも可(風味はやや劣る)。
- 弱火でゆっくり加熱し、沸騰直前(小さな泡が出始めるくらい)で昆布を取り出す。沸騰させるとぬめりやえぐみが出るので注意。
- 火を強めて一旦沸騰させ、火を止めて鰹節を加える。30秒〜1分ほど落ち着かせ、鰹節が沈んだらキッチンペーパーや細かい目のザルで濾す。
- これで基本の合わせだし完成。香りや色が良く、透明感のあるだしになります。
時短・簡単テクニック
- 冷蔵庫で一晩昆布を浸ける「水出しだし」は、火を使わずにまろやかなだしが取れます(6〜8時間)。
- 急ぐときは昆布を水から入れて中火で加熱し、沸騰前に昆布を取り出して鰹節を入れる方法が早いです。
- だしパックや顆粒だしを併用すると時短になりますが、風味が違うので用途に合わせて使い分けてください。
だしの活用レシピ
・基本の味噌汁:合わせだし400mlに味噌大さじ2ほど。具はわかめ・豆腐・ねぎが定番。
・野菜の煮物:だし200〜300mlに醤油・みりん・砂糖で調味。素材の旨味を引き出します。
・簡単和風だれ(冷奴や焼き魚に):だし50ml+醤油15ml+みりん10ml+柑橘(好みで)
保存と再利用
- 冷蔵保存:清潔な容器で2〜3日。
- 冷凍保存:製氷皿で小分けにして凍らせ、使う分だけ煮物やスープに加えると便利(1か月目安)。
- 鰹節や昆布は再利用可能。一度使った昆布や鰹節は、煮物の具や佃煮にするなど無駄なく活用できます(風味は薄くなるので煮込み向け)。
よくある失敗と対策
- 苦味・ぬめりが出る:昆布を沸騰させすぎないこと。弱火で慎重に加熱するのがコツ。
- だしが薄い:昆布や鰹節の量を増やす、または煮出す時間を少し延ばしてみてください。
- にごる:濾すときに細かいペーパーや布を使うと透明感が出ます。
シンプルな手順を覚えれば、だしは毎日の料理を格上げしてくれます。最初は分量通りに作り、慣れてきたら素材や分量を自分好みに調整してみてください。和食だけでなく洋食のスープやソースにも応用できるので、ぜひ基本を身につけて料理の幅を広げましょう。
最終更新: 2025-11-26
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