初心者向けゲーミングPCの選び方:予算別おすすめ構成と押さえるポイント


初心者向けゲーミングPCの選び方:予算別おすすめ構成と押さえるポイント

初めてゲーミングPCを買う人向けに、性能の要点と予算別のおすすめ構成、購入時の注意点を分かりやすくまとめました。目的に合ったパーツ選びでコスパ良く快適なゲーム環境を作りましょう。


ゲーミングPCはパーツの組み合わせで性能や価格が大きく変わります。まずは『どのゲームを、どの画質で、どのフレームレートで遊びたいか』を決めることが最重要です。これを基準にCPU、GPU、メモリ、ストレージなどを選びます。

必ず押さえるべき主要パーツ

・CPU:ゲームでは最近のタイトルであればミドルクラス以上のCPUが望ましい。AMDならRyzen 5/7、IntelならCore i5/i7が汎用性が高いです。コア数とクロックが重要。

・GPU(グラフィックカード):ゲーム体験を最も左右するパーツ。フルHDで高設定を目指すならミドルクラス(例:NVIDIA RTX 3060〜4060、AMD RX 6600〜6700)、WQHDや高リフレッシュレートならハイエンド(RTX 3070/4070以上)を検討します。

・メモリ:最近のゲームは16GBが標準。予算に余裕があれば32GBにすると同時作業に強くなります。デュアルチャネル(2枚組)で運用するのが基本です。

・ストレージ:OSや主要ゲームはSSDに入れると読み込みが劇的に速くなります。容量は500GB〜1TBのNVMe SSDがコスパ良し。予算や保存ゲーム数に応じてHDDを追加。

・電源(PSU):安定動作と将来のアップグレードを考え、80 PLUS認証つきで余裕のある容量を選びます。GPUの消費電力を考慮して+200〜300Wの余裕を見ておくと安心です。

・ケースと冷却:エアフローの良いケースと信頼できるCPUクーラーを選ぶことで、温度管理と騒音を抑えられます。サイズ(ATX/mATX/ITX)もマザーボードと合わせてチェック。

予算別おすすめ構成(目安)

・エントリー(6万〜12万円):ライトなフルHDゲーム向け。CPU:Core i3 / Ryzen 3、GPU:GTX 1650〜RTX 3050、メモリ:16GB、SSD:500GB。軽いタイトルやeスポーツ系に最適。

・ミドル(12万〜25万円):高設定でフルHD〜WQHDを目指す層。CPU:Core i5 / Ryzen 5、GPU:RTX 3060〜4060 / RX 6600〜6700、メモリ:16〜32GB、SSD:1TB。コスパが最も良い領域。

・ハイエンド(25万円〜):高解像度や高リフレッシュレート、レイトレーシング重視。CPU:Core i7〜 / Ryzen 7〜、GPU:RTX 4070/4080〜 / RX 7900系、メモリ:32GB、NVMe SSD 1TB以上。

購入時の実用的なポイント

・互換性の確認:マザーボードのソケット、ケースのGPU長、電源コネクタ(8ピン等)を必ず確認すること。

・電源に余裕を持たせる:安価な電源は故障リスクや性能低下の原因になるため、信頼できるメーカー品を選ぶ。将来的にGPUを交換するなら容量を見越す。

・中古・セール活用:予算が限られる場合は中古GPUやセールを狙うのも有効。ただし保証や製品状態を確認すること。

・モニターと周辺機器の合わせ技:高リフレッシュレートのGPUを買っても対応モニターがなければ意味がない。キーボード・マウス・ヘッドセットもプレイスタイルに合わせて選ぶ。

アップグレードの考え方

まずはGPUを重視し、次にメモリとストレージを増設するのが効率的です。CPUは世代差で互換性が変わるため、マザーボードの選定時に将来のアップグレード余地を考えておくと良いでしょう。

まとめチェックリスト

・遊ぶタイトルと目標画質を決める。・GPUを中心に予算配分する。・メモリは最低16GB、SSDはNVMeを推奨。・電源は余裕を持って選ぶ。・モニターや周辺機器もバランス良く揃える。

このガイドを参考に、自分に合ったゲーミングPC構成を決めてください。初めてならミドル帯の構成がおすすめで、将来のアップグレードを見越した選び方が長く満足できる秘訣です。


最終更新: 2025-11-22

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