2025年版:初心者向けゲーミングPCの選び方と予算別おすすめ構成
初めてゲーミングPCを選ぶ人向けに、予算別(エントリー〜ハイエンド)で必要なパーツとおすすめ構成、購入時のチェックポイントをわかりやすく解説します。目的別に最適な選び方が分かれば、後悔しない買い物ができます。
ゲーミングPCは価格帯や用途によって求められる性能が大きく変わります。まずは遊びたいゲームの要求スペックと目標フレームレートを明確にし、それに見合ったCPU・GPU・メモリ容量を選ぶことが重要です。ここでは性能目安と予算別おすすめ構成、周辺機器や買うときの注意点をまとめます。
基本の選び方(優先順位)
ゲーミング用途で優先すべきはGPU、次にCPU、メモリ、ストレージ、電源・冷却です。高フレームレートを目指すならGPUとモニターの組み合わせが肝心。対戦系タイトルはCPUシングルスレッド性能と高リフレッシュレートのモニターが効果的です。
主要パーツの目安
- GPU:1080pで快適ならエントリー~ミドル(例:NVIDIA RTX 4060相当/AMD RX 7600相当)、1440pや高フレームレートは上位モデル(RTX 4070/4080やRX 7800/7900シリーズ)を検討。
- CPU:最新世代のCore i5 / Ryzen 5以上が目安。配信や動画編集もするならCore i7 / Ryzen 7を推奨。
- メモリ:16GBが標準。将来性を考えるなら32GBを選ぶと安心。
- ストレージ:OS・ゲーム用にNVMe SSD 500GB以上。複数タイトルを入れるなら1TB以上が便利。
- 電源:品質重視で80+認証のある容量を。ミドルレンジなら650W、ハイエンドは750W以上を検討。
予算別おすすめ構成(目安価格は日本の相場参考)
※価格は変動しますが、目安として参考にしてください。
エントリー(8万〜12万円)
用途:eスポーツ系や軽めのタイトルを1080pで楽しむ向け。構成例:Core i3 / Ryzen 3またはCore i5・RTX 3050〜4060相当、16GBメモリ、NVMe 500GB。BTOのセールを狙うとコスパ良し。
ミドル(15万〜25万円)
用途:ほとんどのゲームを高設定で1080p〜1440p。構成例:Core i5 / Ryzen 5、RTX 4060 Ti〜4070またはRX 7600〜7800、16〜32GBメモリ、1TB NVMe。
ハイエンド(30万以上)
用途:4Kプレイや高リフレッシュレート1440p、配信も行うユーザー向け。構成例:Core i7 / Ryzen 7以上、RTX 4080〜4090またはRX 7900 XT/XTX、32GBメモリ、1TB以上NVMe、良質な電源と冷却。
周辺機器とモニター選びのポイント
モニターは解像度とリフレッシュレートが重要。1080pで144Hzならエントリ〜ミドルGPUで恩恵大。1440pや4KならGPUをワンランク上げる必要があります。さらに、キーボードやマウスは反応性やエルゴノミクスを重視して選ぶと長時間プレイも快適です。
BTO(メーカー製)か自作か
BTOは初心者にとって組み立て不要でサポートがある分安心。予算やカスタム性を重視するなら自作が柔軟ですが、パーツ選びやトラブル対応の知識が必要です。初めてなら信頼できる国内BTOショップのセールや構成を比較するのが現実的です。
購入時のチェックリスト
- 遊びたいゲームの最低・推奨スペックを確認
- ケースの冷却性能と将来の拡張性をチェック
- 電源の容量と品質(80+認証)を確認
- 保証期間とサポート内容を確認(特にBTO)
- モニターの解像度・リフレッシュレートとGPUの相性を確認
初心者でも目的がはっきりしていれば最適な1台を選べます。まずはプレイしたいタイトルと目標の画質・フレームレートを決め、上記の目安を参考に構成を組み立ててください。最新モデルやセール情報をチェックして、賢く購入しましょう。
最終更新: 2025-11-18
