週末1泊2日で楽しむ箱根温泉モデルコース — 見どころと持ち物ガイド
東京からアクセス良好な箱根は、短い滞在でも温泉と自然、観光スポットを満喫できる人気エリア。1泊2日で回れる定番コースと移動・食事のコツ、持ち物まで分かりやすく紹介します。
箱根は温泉街や美術館、芦ノ湖の景色など見どころが凝縮された観光地。週末の限られた時間でも効率よく回れば、癒やしと観光の両方を楽しめます。以下は東京発を想定した1泊2日のモデルコースです。
1日目：箱根湯本〜芦ノ湖エリア（午前〜夕方）
朝に東京を出発、箱根湯本に到着したら軽く街歩き。名物の蕎麦や湯もちを楽しみつつ、箱根登山鉄道で強羅方面へ移動します。強羅ではケーブルカーやロープウェイを利用して大涌谷へ。黒卵で有名な火山地帯の景色を楽しんだら、芦ノ湖へ下りて海賊船クルーズで湖上からの景観を満喫します。
夜：温泉宿でゆったり
宿は箱根湯本、強羅、芦ノ湖周辺など好みに応じて選択。夕食は旅館の会席や地元食材を使った料理でゆっくりと。貸切風呂や露天風呂がある宿なら夜と翌朝の温泉をめいっぱい楽しめます。
2日目：美術館巡りと帰路（午前〜午後）
朝の温泉で目を覚ましたら、朝食後に彫刻の森美術館やポーラ美術館など好きな美術館へ。箱根は美術館が点在しているので、興味のあるジャンルに合わせて1〜2カ所回るのが効率的です。午後は箱根湯本に戻り、お土産購入やカフェで休憩してから東京へ帰ります。
おすすめスポット（短く）
・大涌谷：噴煙地帯と黒卵
・芦ノ湖：海賊船と富士山ビュー（天候次第）
・彫刻の森美術館：屋外展示が魅力
・箱根湯本：温泉街の散策と土産店
アクセスと移動のコツ
JRや小田急ロマンスカーで箱根湯本へ。箱根内は登山鉄道、箱根登山バス、ロープウェイ、海賊船など乗り物が豊富で、箱根フリーパスがあると交通費を節約でき移動もスムーズです。週末は道路や観光施設が混雑するため、早めの出発と施設の事前予約をおすすめします。
持ち物・服装のポイント
・温泉用の小さめのタオル（宿で用意されることも多い）
・歩きやすい靴（坂道や石畳が多い）
・夜は冷えることがあるので羽織りもの
・防寒・雨具（季節に応じて）
・カメラやモバイルバッテリー
予算目安
日帰り寄りの工程だと1万円前後、1泊2日で宿のグレードにより2万円〜4万円／人が目安。温泉宿のランク、食事内容、移動手段で変動します。
現地でのマナーと便利情報
温泉は掛け湯で清めた上で入る、入れ墨の扱いは施設によって異なるため事前確認を。人気の観光地は駐車場が混むので公共交通機関の利用が便利です。観光施設や飲食店は週末に混雑するため、営業時間や予約の有無を事前に確認しましょう。
箱根は季節ごとに表情が変わるのも魅力。桜・新緑・紅葉と四季折々の景観を楽しめるので、目的に合わせた時期選びも旅の満足度を上げます。短い週末旅行でも、事前に計画を立てれば充実した箱根ステイが叶います。
最終更新: 2025-11-12
