10分で作れる！しっとり鶏むね肉の照り焼きレシピ
忙しい平日でも手早く作れて、しっとりジューシーに仕上がる鶏むね肉の照り焼き。下ごしらえと加熱のコツを押さえれば、ヘルシーで満足感のある一品が短時間で完成します。
鶏むね肉は低脂肪でたんぱく質が豊富な食材ですが、加熱しすぎるとパサつきやすいのが悩みどころ。ここでは、10分前後で作れる簡単レシピと、しっとり仕上げるポイント、アレンジ例まで分かりやすく紹介します。
材料（2〜3人分）
鶏むね肉 1枚（約300〜350g）／塩 小さじ1/3／こしょう 少々／片栗粉 大さじ1／サラダ油 大さじ1／A：しょうゆ 大さじ2、みりん 大さじ1、酒 大さじ1、砂糖 大さじ1（好みで調整）
下ごしらえのポイント
鶏むね肉は厚みの差を均一にするため、皮側を上にして包丁の背や麺棒で軽く叩いて厚さを揃えます。塩をまぶして5分ほど置くと旨みが引き出され、表面の水分をキッチンペーパーで軽く取ってから片栗粉を薄くまぶすと照りが出やすく、表面の水分も保たれます。
作り方（約10分）
- フライパンにサラダ油を入れて中〜強火で熱し、皮面（または肉の表面）を下にして鶏肉を入れる。動かさずに1〜2分焼き、しっかり焼き色をつける。
- 裏返して弱めの中火にし、蓋をして約2分蒸し焼きにする。火が強すぎると固くなるので注意。
- 一旦鶏肉を取り出し、火を少し強めてフライパンの余分な油を拭き取る。合わせた調味料Aを入れてひと煮立ちさせる。
- 鶏肉を戻し入れ、調味料をスプーンや菜箸でかけながら30秒〜1分煮絡める。最後に照りが出たら火を止め、切って器に盛る。
しっとり仕上げるコツ
・火加減を調整して短時間で火を通す。特にむね肉は中火以下でじっくりよりも、最初に強めに色を付け、蓋で短時間蒸すのが有効。
・塩を振ってから少し置くことで保水性が高まり、ジューシーさが増します。
・切る時は繊維に対して直角に薄切りにすると食感がやわらかく感じます。
アレンジ・バリエーション
・ヘルシー：砂糖をはちみつやメープルに替える。
・ピリ辛：仕上げにごま油と一味唐辛子を少量加える。
・和風アレンジ：みりん多めで甘めに煮詰め、白ごまや刻み青ねぎを散らす。
・中華風：しょうゆをオイスターソース大さじ1に替え、にんにくのすりおろしを少々加える。
保存と作り置き
冷蔵保存は密閉容器で2〜3日。冷凍する場合は薄切りにして保存袋で空気を抜き、1ヶ月を目安に。再加熱は電子レンジでラップをかけて温めるとしっとり感が戻りやすいです。
まとめ
鶏むね肉の照り焼きは、下ごしらえと火加減を押さえれば短時間でしっとり仕上がります。忙しい日のおかずやお弁当にもぴったり。基本を覚えたら味付けや香味で自分好みにアレンジしてみてください。
最終更新: 2025-11-11
