富士登山はレンタル+ワークマン・ユニクロでどこまで安くできる?初心者の装備費を比較してみた

「富士山に一度は登ってみたい!」

そう思って登山用品を調べてみると、登山靴、レインウェア、ザック、フリース、パンツ、ヘッドランプ……。

「全部そろえたら、登る前から結構なお金がかかるんじゃない?」

という問題にぶつかります。

そこで今回は、富士登山に必要な装備をすべて専門店で買うのではなく、

  • 安全に直結する専門装備 → レンタル
  • 普段も使えるウェア → ワークマンやユニクロ
  • すでに持っている物 → 自宅から持参

という組み合わせで、初心者の富士登山をどこまで安くできるのか考えてみます。

※価格は2026年8月29日に各公式サイトで確認した価格をもとにしています。価格・在庫・セット内容は変更される場合があります。

まず結論。「全部安い物を買う」はおすすめしない

初心者:
ワークマンとかユニクロで全部そろえれば、一番安いんじゃない?

案内役:
実は、そこが落とし穴です。

富士山は標高3,776m。

富士登山オフィシャルサイトでは、登山靴、上下セパレート式の雨具、防寒着などの準備が必要とされています。

2026年の吉田ルートでは、五合目で防寒具・上下セパレート式の雨具・登山に適した靴の確認も行われています。

つまり、

「安ければ何でもいい」ではありません。

そこで、安全性が重要なものは登山用品のレンタルを利用し、比較的代用しやすい衣類だけワークマンやユニクロを組み合わせます。

レンタルした方がいい物、買ってもいい物を分けよう

初心者:
じゃあ、何を借りて何を買えばいい?

案内役:
初心者なら、まず次のように分けると分かりやすいです。

レンタル優先

  • 登山靴
  • 上下セパレート式レインウェア
  • ザック
  • ストック
  • ヘッドランプ
  • ショートスパッツ

ワークマン・ユニクロ・手持ちで検討

  • 速乾性シャツ
  • トレッキングパンツ
  • フリース
  • 帽子
  • 手袋
  • その他の小物

この分け方なら、高価になりやすい登山専用品を一度の富士登山のために大量購入する必要がありません。

まず基準になる「富士登山まるごと7点セット」

やまどうぐレンタル屋の「富士登山まるごと7点セット」は、2026年8月29日確認時点で、スタンダードタイプ1泊2日が税込16,000円です。

セット内容は、

  • レインウェア
  • 防寒着(フリース)
  • ショートスパッツ
  • ザック
  • 登山靴
  • ストック
  • ヘッドランプ

となっています。

富士登山に必要になる専門装備のかなりの部分をまとめて借りられます。

ワークマンを組み合わせるとどうなる?

初心者:
でも登山用のズボンやシャツは入ってないよね?

案内役:
ここをワークマンで補います。

例えば、2026年8月29日確認時点では、ワークマンの「エアロストレッチクライミングパンツ」が1,900円

ポリエステル90%・ポリウレタン10%で、吸汗速乾、ストレッチ、UVカットなどの機能があります。

さらに「ドライビヨンド ラグラン2枚組 長袖Tシャツ」は980円

こちらはポリエステル100%で、吸汗速乾仕様です。

しかも2枚組。

汗をかいた場合の着替えを1枚持って行けるという点でも、富士登山との相性が良さそうです。

7点レンタル+ワークマンなら基本部分は18,880円

装備 方法 価格例
基本7点 やまどうぐレンタル屋 16,000円
トレッキングパンツ ワークマン 1,900円
速乾長袖シャツ2枚 ワークマン 980円
合計 18,880円

初心者:
2万円を切った!

案内役:
そうなんです。

しかもパンツとシャツは登山後も普段着、ウォーキング、アウトドアなどに使えます。

ただし、この18,880円は登山費用全体ではありません。

帽子、防寒用手袋、ネックウォーマー、水、行動食、山小屋代、交通費、入山料などは別途必要です。

帽子も持っていないならワークマンで追加できる

例えばワークマンでは、UVカット機能とあご紐のある「メッシュサファリハット」が980円で掲載されています。

富士山は森林限界より上では日差しを遮る場所が少ないため、帽子も重要です。

ただし、帽子まで何でも新しく買う必要はありません。

すでにアウトドアで使える帽子を持っているなら、それを使う方が0円です。

じゃあユニクロはどこで使う?

初心者:
あれ?タイトルにユニクロって書いてあるのに、ワークマンばかりじゃない?

案内役:
実は今回比較してみると、ここが面白いところでした。

ユニクロのドライEX Tシャツは2026年8月29日確認時点で1,990円

汗をすばやく吸収・乾燥させる機能があり、普段使いやスポーツ用途にも使いやすい商品です。

一方、今回見つけたワークマンの吸汗速乾長袖Tシャツは2枚組で980円。

単純に価格だけで比較するなら、今回はワークマンがかなり強い。

ただし、ユニクロのメリットは登山後にも普段着として使いやすいこと。

「登山専用っぽい服を増やしたくない」という人なら、価格だけで決めず、普段使いまで含めて選ぶのもありです。

フリースはユニクロで買うべき?意外な結果に

初心者:
ユニクロといえばフリースでしょ。

6点セットを借りて、ユニクロのフリースを買えば安いんじゃない?

案内役:
計算してみましょう。

やまどうぐレンタル屋の6点セットは、1泊2日13,500円

7点セットとの違いは、基本的に防寒着(フリース)が付いていないことです。

ユニクロのフリースジャケットは、確認時点で2,990円

パターン 金額
7点セット 16,000円
6点セット+ユニクロフリース 13,500円+2,990円=16,490円

初心者:
あれ?7点セットの方が490円安いw

案内役:
そうなんです。

富士山へ1回だけ行くのであれば、フリースまでレンタルした方が安い計算になります。

これは意外な結果です。

でも2回以上使うなら話が変わる

ユニクロのフリースを購入した場合、富士登山が終わっても手元に残ります。

普段着として使ったり、キャンプや別の登山で使用したりできます。

そのため、

  • 富士山に1回だけ → 7点セット
  • 今後もアウトドアをする → 6点セット+自前フリースも検討

という考え方ができます。

「レンタル料金だけ」ではなく、その後何回使うかまで考えるのがポイントです。

登山靴をすでに持っている人はさらに安くなる

初心者:
ちゃんとしたトレッキングシューズだけ持っている場合は?

案内役:
これはかなり有利です。

やまどうぐレンタル屋には「シューズなしセット」があり、確認時点では1泊2日13,000円

内容は、

  • レインウェア
  • 防寒着
  • ショートスパッツ
  • ザック
  • ストック
  • ヘッドランプ

です。

ここへ、

  • ワークマンのパンツ 1,900円
  • ワークマンの速乾長袖Tシャツ2枚組 980円

を組み合わせれば、

13,000円+1,900円+980円=15,880円

となります。

適切な登山靴をすでに所有しているなら、かなり安くできます。

逆に「何も考えたくない」なら12点セット

初心者:
比較するのが面倒になってきたw

案内役:
そんな人向けなのがフルサポート12点セットです。

確認時点で1泊2日24,000円

基本装備だけでなく、

  • 防寒着
  • 登山用ズボン
  • 膝サポーター
  • アウター手袋
  • 機能性タイツ
  • 登山用ハット

なども含まれています。

価格だけならワークマンとの組み合わせより高くなります。

その代わり、

「何を買えばいいか分からない」という初心者の悩みを大幅に減らせる

のがメリットです。

結局、一番おすすめの組み合わせは?

初心者:
結論をお願いします!

案内役:
持っている装備によって変わります。

パターン1:富士山に1回だけ・登山用品なし

7点レンタル+ワークマンのパンツ+速乾シャツ

基本部分の価格例:18,880円

今回の比較では、これがかなりバランスの良い組み合わせです。

パターン2:今後も登山やアウトドアをする

6点レンタル+自分用フリース+ワークマンのパンツ・シャツ

初回だけなら7点セットより少し高くなる可能性があります。

しかし、購入したウェアが手元に残るため、2回目以降を考えるならこちらも有力です。

パターン3:登山靴を持っている

シューズなしセット+ワークマン

基本部分の価格例:15,880円

今回の比較ではかなり強力です。

パターン4:何を選べばいいか全く分からない

フルサポート12点セット

1泊2日:24,000円

最安ではありませんが、初心者にとって分かりやすさというメリットがあります。

実は一番安いのは「家にある物を使う」こと

初心者:
ワークマンより安い店はない?

案内役:
あります。

自宅ですw

例えば、すでに持っているものが登山に適しているなら、

  • 帽子 → 0円
  • 速乾性スポーツシャツ → 0円
  • フリース → 0円
  • 防寒用手袋 → 0円

です。

節約の基本は、安い商品を探す前に、

「すでに持っている物で安全に使える物はないか?」

を確認することです。

ただし、綿中心のシャツやジーンズなど、濡れると乾きにくい衣類を無理に流用するのは避けましょう。

絶対に「安物で代用」しない方がいい3つ

節約する場合でも、次の3つは特に注意してください。

1.レインウェア

富士山では上下セパレート式の登山向け雨具を用意しましょう。

ビニール製レインコートや簡易ポンチョでの代用は避けます。

2.登山靴

履き慣れた登山靴や適切なトレッキングシューズが必要です。

「普通のスニーカーで節約」はおすすめできません。

3.防寒着

麓が暑くても富士山頂は別世界です。

フリースなどの防寒装備は必ず用意します。

「レンタル+安く買う」が初心者には合理的

富士登山の費用を抑えるなら、

全部レンタルする。

でもなく、

全部安く買う。

でもありません。

おすすめなのは、

「安全に直結する物はレンタル、普段にも使える物だけ安く買う」

という考え方です。

今回の価格比較では、

  • 登山靴
  • レインウェア
  • ザック
  • ヘッドランプ
  • ストック

などはレンタル。

そして、

  • パンツ
  • 速乾シャツ
  • 必要に応じて帽子

などをワークマン。

フリースなど今後も使いたいウェアについてはユニクロなども比較する。

この方法が、初心者にはかなり現実的です。

まずは「借りる物」を決めてから、買う物を考えてみましょう。

やまどうぐレンタル屋で富士登山セットを確認する

先に「初心者でも富士山に登れる?」を知りたい方へ

登山そのものが初めての場合は、装備をそろえる前に、富士登山の難易度や登山計画についても確認しておきましょう。

登山初心者がいきなり富士山に挑戦しても大丈夫?レンタルを使って安く安全に登る方法


※掲載価格・商品・在庫・レンタル内容は2026年8月29日確認時点の情報をもとにしています。販売価格、レンタル料金、商品仕様、在庫、富士山の登山規制等は変更される場合があります。購入・レンタル・登山前には各公式サイトの最新情報をご確認ください。

※この記事の金額例は装備費の一部を比較したものです。交通費、入山料、山小屋代、食料、水、その他の必要装備などは含んでいません。

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